汗は、この体温を一定に保つために、大切な役割を担っています。
例えば、夏場に気温が上昇すると汗をかき、その汗が蒸発するときに熱が気化熱として身体から奪われるので、体温の上昇が抑えられるしくみです。ところが、その気化熱による熱放散が不十分であったり、身体を動かすことにより熱産生量が増えると、体温は徐々に上昇します。それが、熱中症(熱射病、日射病)に至るのです。
熱中症になると、子供は高熱によって脳障害を起こしやすくなるため、すみやかな対応が求められます。
このように、発汗が体温の上昇を抑える働きをしてるので、熱中症を防ぐためには、水分補給は非常に重要なのです。
一方、犬のように発汗しない動物は呼吸を激しくすることで、口から熱を放散しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿