2007年6月27日水曜日

熱中症の防止と汗の役割

汗は、この体温を一定に保つために、大切な役割を担っています。

例えば、夏場に気温が上昇すると汗をかき、その汗が蒸発するときに熱が気化熱として身体から奪われるので、体温の上昇が抑えられるしくみです。ところが、その気化熱による熱放散が不十分であったり、身体を動かすことにより熱産生量が増えると、体温は徐々に上昇します。それが、熱中症(熱射病、日射病)に至るのです。

熱中症になると、子供は高熱によって脳障害を起こしやすくなるため、すみやかな対応が求められます。

このように、発汗が体温の上昇を抑える働きをしてるので、熱中症を防ぐためには、水分補給は非常に重要なのです。

一方、犬のように発汗しない動物は呼吸を激しくすることで、口から熱を放散しています。

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