2007年9月10日月曜日

中3女子が熱中症で死亡=体育大会の練習中-宮崎

まだまだ、暑い日があります。熱中症には十分注意を!

(ヤフーニュースより引用)

 宮崎県日向市の公立中学校で7日、中学3年の女子生徒(15)が体育大会の練習中にグラウンドで倒れ、搬送先の病院で死亡していたことが9日、分かった。県警日向署が司法解剖した結果、死因は熱中症の疑いのある急性心臓死と判明した。
 同市教育委員会によると、女子生徒は7日午後2時50分から体育大会の全校練習に参加し、同3時35分ごろに倒れた。既に脈拍がない状態で、校長らが人工呼吸などを実施。約10分後に救急車が到着し、市内の病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。
 

2007年9月6日木曜日

熱中症で30人搬送=府立高、体育祭中-大阪

体育祭で熱中症です。集団で熱中症というのも、対処がむずかしいところですね。それも、体育祭という大きな行事ですから、中止、というわけにもいかないでしょう。

(ヤフーニュースより引用)

 5日午前10時40分ごろ、大阪府高槻市別所本町の府立高槻北高校で、「生徒が熱中症で気分が悪くなった」と119番があった。同校では体育祭が行われており、高槻市消防本部は午後1時半すぎまでに生徒ら30人を病院に搬送した。うち女性1人は入院が必要だが、ほかは軽症という。
 同消防本部によると、搬送されたのは女性23人、男性7人で、熱中症とみられる。ほかにも気分が悪いなどと話す生徒がおり、医師が校内で治療に当たっている。

2007年8月24日金曜日

受刑者が熱中症で死亡、大阪刑務所の病棟

病棟で熱中症だなんて・・・

(ヤフーニュースより引用)

 23日午前5時30分ごろ、大阪刑務所(堺市堺区)の病棟で、30歳代の男性受刑者がぐったりしているのに巡回中の刑務官が気付き、病院に搬送したが、約1時間半後、死亡が確認された。熱中症とみられ、堺北署が調べている。

 同刑務所によると、男性受刑者は19日夜、独居房で体温が41・7度まで上がり、熱中症の疑いがあると診断された。冷房設備のある病棟で点滴を受けるなどしたところ回復したため、22日午前、冷房のない病棟に移っていた。独居房では、飲み物は希望すれば飲めるが、扇風機などはなかったという。

 同市は11~22日の間、最高気温が35度を超える猛暑日が続いていたが、22日夜から23日未明にかけて降雨があり、最低気温は22・7度まで下がっていた。

2007年8月18日土曜日

熱中症死亡、17日も相次ぐ=埼玉は40歳男性ら3人

今年の猛暑は並ではない。簡単に考えずに熱中症対策をしっかりと。

(ヤフーニュースより引用)

 依然として猛暑が続いた17日、熱中症が原因で死亡する人が全国で相次いだ。前日に9人が死亡した埼玉県では、40歳の男性ら3人が亡くなった。
 県消防防災課によると、越谷市の男性(40)は午後1時50分ごろ、自宅ベランダで倒れているのを家族が見つけた。散歩帰りだったといい、病院に運ばれたが、死亡が確認された。美里町の女性(84)と幸手市の女性(83)もそれぞれ自宅で倒れ、死亡した。
 兵庫県では、神戸市で建設作業員の男性(47)が17日午前、マンションの建設現場で倒れて死亡した。熱中症の疑いがあり、県警が調べている。たつの市の農道で16日夜に遺体で見つかった87歳男性も、死因が熱中症と判明した。
 横浜市では農作業中の女性(74)が倒れて死亡。群馬県渋川市で78歳女性、千葉県木更津市では65歳女性がいずれも自宅で倒れ、亡くなった。

2007年8月17日金曜日

熱中症予防情報サイト

出かける前は、忘れずに!熱中症予防サイトをチェックしましょう!でもどうやって見るんだ?コレ・・・

(ヤフーニュースより引用)

 熱中症の予防に向け、環境省は全国各地の危険性を示す「暑さ指数」を国立環境研究所のホームページに掲載している。17日も西日本を中心に猛暑が続く見通しで、同省は10県で最も警戒が必要な「運動の原則中止」を求めている。
 暑さ指数は、湿度や気温などを基に算出。同省は昨年度から「熱中症予防情報サイト」を開設、47都道府県の危険性を5段階で予測している。

2007年8月16日木曜日

岐阜と埼玉で40.9度=日本の最高気温、74年ぶり更新-気象庁

忌々しき事態ですね。。。熱中症で死亡13人!自分は大丈夫と思わずに、しっかり用心。

(ヤフーニュースより引用)

 東日本や西日本を覆う太平洋高気圧が16日、非常に強まり、気象庁の観測によると、午後2時20分に岐阜県多治見市、同42分に埼玉県熊谷市で気温が40.9度を記録した。1933年7月25日に山形市で記録した40.8度を上回り、日本の観測史上最高気温が74年ぶりに更新された。
 他に40度を上回ったのは、埼玉県越谷市が40.4度、群馬県館林市が40.3度、岐阜県美濃市が40.0度。福島から京都までの計25地点でそれぞれの観測史上最高を記録した。
 この猛暑の影響で、6都府県の13人が熱中症で死亡した。
 15日に館林市で今夏初めて40度を超え、当時史上7位タイの40.2度を記録したのに続き、2日連続の酷暑となった。
 この気温上昇は、1日に全国で梅雨が明けて以降、太平洋高気圧が勢力を強め、この2日間でピークを迎えたのが主因。熊谷市など関東では、上空で西または北西の風が吹き、フェーン現象が起きた可能性も高い。多治見市は太平洋高気圧の中心に近いほか、地形要因もある。

2007年8月14日火曜日

<熱中症>寝たきり87歳死亡 部屋にクーラーなし 東京

こんなこともあるようです。お気の毒です。他人事とは思わず、常に熱中症の用心を!お天道様にはかないませんよ!!

(ヤフーニュースより引用)

 12日午前1時10分ごろ、東京都台東区東上野6で、自宅で寝ていた女性(87)が布団の上でぐったりしているのを同居の家族が発見、119番した。女性は病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。東京消防庁によると熱中症とみられる。女性は約3カ月前に足をけがして寝たきりの状態で、部屋にクーラーはなかったという。
 同庁によると、都内では11~12日にかけて熱中症により98人が病院に運ばれ、4人が意識不明などの重体、7人が極度の脱水症状などで重症となっている。気象庁によると、12日の東京都内の最高気温は平年より2.5度高い33.6度だった。

2007年8月13日月曜日

猛暑続き、新潟・魚沼で37.9度=東・北日本は16日まで注意を

熱中症にご用心。ホントに異常な暑さです。暑いというより、熱い、そして痛い、という表現でもよさそうな・・・

(ヤフーニュースより引用)

 日本列島は12日も太平洋高気圧に覆われて各地で気温が上昇し、新潟県魚沼市(小出観測所)で全国最高の37.9度を記録したほか、京都府舞鶴市で37.0度、秋田県仙北市(角館観測所)で36.9度、福岡県前原市で36.8度と、35度以上の猛暑日となる所が続出した。
 13日も東北、北陸、関東甲信、近畿、中国、九州で猛暑日となる所がある見込み。
 南西諸島や九州、四国では13日から曇りや雨の所が多くなるが、東日本や北日本、西日本の一部では16日ごろまで高温が続く見込み。気象庁は引き続き、熱中症対策や農作物管理に十分注意するよう呼び掛けている。

2007年7月28日土曜日

園児が送迎車内で熱射病死

子供が車の中で熱中症または熱射病で亡くなる事故が夏場には増えてきます。本当に注意が必要です。

(ヤフーニュースより引用)

 27日午後5時半ごろ、北九州市小倉北区中井1の無認可保育園「中井保育園」(北村寿和園長)の女性保育士(41)から「近くの駐車場に止めた園の送迎車の中で、園児がぐったりしている」と119番通報があった。

 市消防局の救急隊が駆け付けたところ、同区朝日ヶ丘1、会社員浜崎(はまさき)健太郎さん(30)の長男暖人(はると)君(2)が心肺停止状態になっていて、病院に運ばれたが午後7時5分ごろ死亡した。熱射病とみられる。

 福岡県警小倉北署は、暖人君が車から降りたかどうかを保育園職員らが十分に確認せず、3時間以上にわたって車内に置き去りにした可能性が高いとみて、業務上過失致死の疑いもあるとして関係者から事情を聞いている。
 

2007年6月27日水曜日

熱中症の対策

熱中症かな、と感じたら、以下の手順で対応しましょう。

①涼しいところに移す

②皮膚をぬらして、皮膚からの熱放散を促す

③動脈が比較的皮膚の近くにある、首、脇、太ももの付け根などを、氷嚢で冷やす

④冷水やスポーツ飲料を飲ませるなど、物理的手段で体温を下げる

汗の成分とは

この汗の成分は、血液と似ています。ただし、赤血球や白血球などの有形成分は含まれません。ですから、汗をかくと、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質も失われ、水分摂取のみでは対策として不十分なこともあります。つまり大量の発汗は、体液の浸透圧が低下する場合もあり、水分のみの摂取では、脱水症状を悪化させたり、回復を遅延させる恐れがあります。筋けいれんがみられる場合は、その状況を疑ってください。

激しい発汗時には、食塩の摂取が有効です。あるいは、そのために開発されたスポーツ飲料を利用しましょう。また、女性は性ホルモンの働きで発汗作用を抑制する傾向があります。男性が発汗優先型であることを考えると、男性は水分補給がより重要といえます。

最後に、冷房機器による快適な環境になれると、発汗作用の機能低下が懸念されます。したがって、運動で汗をかくことは、電解質の再吸収機能を高めるなど、身体のさまざまな機能を維持向上させます。夏場に冷房を控えることは環境問題に限らず、身体の機能にとっても重要なのです。

運動による体重減は脱水症状

運動施設で、運動の前後に体重を測定する光景をよく見かけます。これは体調管理上で必要なことですが、運動後の体重減少の大半は水分の影響です。

ちなみに、運動によるエネルギー消費を算出すると次のようになります。1回のマラソン後、体重は3~5Kg減少しますが、このうち脂肪の消費量は0.3Kg程度でしかありません。マラソンは、エネルギーを3000~4000キロカロリー消費しますが、脂肪1Kgは約7000キロカロリーもの大きなエネルギー量を蓄えているのです。

また、運動中は糖質と脂肪の両方がエネルギー基質として利用されているので、脂肪を1Kg減少させるにはマラソンを4回程度走らなければならない計算になります。しかし、1時間のジョギングでも汗は十分かき、体重は明らかに減少します。体重の増減ばかりに目を奪われずに、熱中症にも注意して、しっかり水分補給を心がけてください。

運動による体重減は脱水症状

運動施設で、運動の前後に体重を測定する光景をよく見かけます。これは体調管理上で必要なことですが、運動後の体重減少の大半は水分の影響です。

ちなみに、運動によるエネルギー消費を算出すると次のようになります。1回のマラソン後、体重は3~5Kg減少しますが、このうち脂肪の消費量は0.3Kg程度でしかありません。マラソンは、エネルギーを3000~4000キロカロリー消費しますが、脂肪1Kgは約7000キロカロリーもの大きなエネルギー量を蓄えているのです。

また、運動中は糖質と脂肪の両方がエネルギー基質として利用されているので、脂肪を1Kg減少させるにはマラソンを4回程度走らなければならない計算になります。しかし、1時間のジョギングでも汗は十分かき、体重は明らかに減少します。体重の増減ばかりに目を奪われずに、熱中症にも注意して、しっかり水分補給を心がけてください。

40度にも達する運動中の体温

運動中の体温はどの程度になるのでしょうか?

炎天下のマラソン競技になると、体温は40度前後に上昇してしまいます。ですから、夏場の運動中は,熱中症に要注意です。

具体例を示すと、暑熱環境での激しい運動では、水分消失が1時間に2リットルにも及ぶ場合があります。これは約2Kgの体重減少を意味します。

しかし、誤解しないで下さい。この2Kg減が肥満対策にはつながりません。発汗による体重減(主に水分消失)とエネルギー消費による体重減(脂肪燃焼)は異なっているのです。

熱中症になる危険水域とは

熱中症になりやすい、身体が変調をきたす水分喪失とはどの程度でしょう?

体重60Kgで考えると、わずか160~240g(体重の4~6%に相当)の減少で脱水症状が現れ、体温上昇や持久能力が低下します。また、600g(体重の10%に相当)以上では循環不全や昏睡を起こすと考えられます。

夏場は、わずかな作業でもコップ1杯程度の汗を簡単にかいてしまいます。熱中症を防ぐには、作業中はもちろん、その前に水を飲むことも大切です。

汗をかいていなくても熱中症に注意!

熱中症とは、暑熱環境下にさらされたり、あるいは運動などによって身体がたくさんの熱を作るような条件下で発症し、体温を維持する生理的な反応の失調状態による生体機能不全の病態をいいます。

以前、スポーツ中は水をのまないように指導されていきました。しかし、スポーツの練習成果や競技成績を高めるためには、適切な水分補給が不可欠といえます。また、日常生活においても、おいしいビールを飲むために水分補給を制限している光景を目にします。この場合も、脱水症状にご注意下さい。

このように、熱中症は熱の産生と放散のバランスが崩れた時におきるため、夏場はもちろんのこと、快適な環境でも水分の摂取不足による脱水などの影響で起こりうるとお考え下さい。

なぜなら、ヒトは無意識に皮膚(1日に0.4リットル)や肺(呼吸により1日に0.6リットル)から水分を蒸発させていると同時に、尿を生成(1日に1.5リットル)して、体温調節のための水分を絶えず失っているからです。そのために、普段でも約2.5リットルの水分を1日に摂取して、生命の機能を維持しているのです。熱中症の予防には体温調整のため、夏場はそれ以上の水分摂取の必要性があります。

わずかな水分量の減少が脱水症状を起こし、熱中症を助長する

なぜ、そのように水の影響がヒトには大きいのでしょうか?それは、体内の液体成分(体液)が体重の約60%を占め、その大部分が水分だからです(新生児80%、乳児70%)。そのうち、血液(血しょう)は体重の5%に当たります。

この体液は、細胞の機能を維持するために重要な働きをしているので、わずかな水分量の減少が脱水症状を起こし、熱中症を助長するのです。

熱中症の防止と汗の役割

汗は、この体温を一定に保つために、大切な役割を担っています。

例えば、夏場に気温が上昇すると汗をかき、その汗が蒸発するときに熱が気化熱として身体から奪われるので、体温の上昇が抑えられるしくみです。ところが、その気化熱による熱放散が不十分であったり、身体を動かすことにより熱産生量が増えると、体温は徐々に上昇します。それが、熱中症(熱射病、日射病)に至るのです。

熱中症になると、子供は高熱によって脳障害を起こしやすくなるため、すみやかな対応が求められます。

このように、発汗が体温の上昇を抑える働きをしてるので、熱中症を防ぐためには、水分補給は非常に重要なのです。

一方、犬のように発汗しない動物は呼吸を激しくすることで、口から熱を放散しています。

体温と体調

ヒトの体温を腋の下で計ると、約36.6度です。これは身体が正常な機能を維持できる最適な温度なのです。

そのために、私たちは夏に薄着で体温の上昇を抑え、冬は厚着をして体温の低下を防ぎます。このように、身体に異常がない限り、ヒトの体温は一定に保たれるように熱の産生量と放散が調節されます。また私たちは衣服や冷暖房機器を使って、適切な生体環境を保っているのです。

ところが風邪をひいたりすると、体温は37度を超え、体長不良を感じます。これは細菌等の増殖を抑える防衛機能の現れです。体温は体調を知る大事なバロメーターです。

特に子供は熱中症に注意!

暑い夏。
この季節、年齢を問わず注意したいのは熱中症です。
特に子供が熱中症になると、高熱によって脳障害を起こしやすくなりますので、すみやかな対応が必要です。
熱中症が発症するメカニズムと対応について解説します。